セントラルヒーティングを使用した外断熱の基礎部分の断熱方法を検討しています。
床下部分にセントラルヒーティングの吹き出しをを前提にしているので
基礎の外側を断熱した基礎外断熱と基礎の内側を断熱した基礎内断熱のどちらかで
しようと考えています。
基礎外断熱
断熱材に防蟻処理してあるものや断熱材の表面に防蟻ネットを施工するなど
防蟻対策に様々ありました。
シロアリ駆除業者は防蟻対策の実験に使用されるシロアリは、数えるほどで行われるが、実際には、
数万匹のシロアリの大群なので、現状と実験には相違があるとも書いています。
また念のため、●ー●ーサーキットに加入している工務店に聞いては見ましたが、
彼曰く、まったくシロアリの被害はないとのことです。
私は愛知県なのですが、江南で建て替えの住宅に携わったとき、材料の
土の上の盤木(材料を支える木)や土に落ちた垂木に
瞬く間に、シロアリに襲われた経験もあります。
多少なりともシロアリのリスクはありそうです。
基礎内断熱
木造の建物場合基礎は鉄筋コンクリートその上は木と内装材や屋根材外装材になってくるかと思いますが
外断熱になってくると断熱層の内側が熱容量を考えるようになってきそうです。
コンクリートの熱容量(スランプなどによって変わってきてしまいますが)
学生の時の教科書を引っ張りだしてきて 建築計画原論ですけど
密度 2250 kg/㎥くらい
比熱 0.211 Kcal/kg℃
熱容量 2250X0.211=474.75kcal/㎥℃で良かったと思いますが
このコンクリートの熱容量を 基礎の立ち上がりと スラブの一部を使用することができなくなって
しまいます。
結構な面積と思いますが、
シロアリと熱容量どちらを優先にしようかと考えると、おのずと基礎内断熱で考えがまとまりそうです。
追記
木の熱容量を計算しようと、比熱を調べようと私の教科書を見ると、無いのです。
ウェブを調べると、℃でなくてKが出てきてしまいます。
何とか、計算で割り出そうとトライしましたが、できませんでした。
たまたまWIKIに書いてあったので、何とかです
ヒノキくらいで 密度 400kg/㎥
水分があまりない乾燥した木で 0.38Kcal/kg℃
熱容量 400X0.38= 152kcal/㎥℃かな
コンクリートの1/3くらいだけれども RCの建物と木造を比較したら 体積は 10:1くらいだから
外断熱のRCの建物は木造の 30倍くらいの熱容量かな・・
RCの建物は外断熱効果ありそうです
ちなみに 鉄は 942kcal/㎥
グラスウールの性能の良いもので 40kcal/㎥ かな
たぶんこれでよいかと思いますが・・・
でも単位容積あたりの熱容量が低い高いというけど
建築物は工法によって材料の体積が様々なので 体積換算して考えなくちゃいけないんだろうかな