素材
僕が幼少期に育ったのは、土間や離れがある土壁の日本家屋だった。
そこには、素材本来のぬくもりがあります。
建築には、人と空間と素材をつなぎ合わせます。
そんな素材は、シンプルに使用したい。
時間
新緑からこぼれおちるひかり
おおいしげる樹木の足元の静けさ
落葉した樹木からそそがれる明るい陽射し
建築という人工物のなかで、移ろいゆく時間を表現したい。
対話
思いは誰かに語ることで、具体化していく
その思いを描く対話の時間は、まるで魂を交換する作業。
対話から感じるエネルギ―や言葉の背景に思いをめぐらせる。
住まい手の ここちよさ を形にしていきます
いごこちのよいばしょ
素材のぬくもりは肌に伝わり、五感を満たしてくれる。
季節の移ろいで変化する光と影は、自然で美しい空間を我々に
与えてくれる。
対話の中から考えだされた間取りは、なにかしら人間味を帯びている。
「 いごこちのよいばしょ 」
をお客様とともにつくりたい。