用途 | : | 一戸建ての住宅 | |
竣工 | : | 2017年6月 | |
建築地 | : | 名古屋市昭和区 | |
工事内容 | : | 新築(お建替) | |
構造規模 | : | RC+木造 3階建て | |
敷地面積 | : | 84.18㎡ | 25.47坪 |
建築面積 | : | 46.21㎡ | 13.98坪 |
延べ面積 | : | 121.50㎡ | 36.76坪 |
設計 | : | 今井賢悟建築設計工房 | |
施工 | : | 有限会社 足立住建 | |
キッチン | : | ケイ・フォーム | |
空調 | : | 三葉製作所 パネルシェ-ド | |
太陽光パネル | : | 重機商工 | |
撮影 | : | 329 Photo Studio 岡村靖子 |
敷地は名古屋市昭和区の旧市街地。
戦争の空襲被害も少なかったため古い住宅が立ち並ぶ旧市街地ではあるが、新しい住宅も混在しており
最近ではマンション新築のラッシュである。
今回は、二軒長屋の片側一軒を解体補修し新築を建てるという計画であるが、夫婦子供二人という
家族構成ではなく、本人と両親と成人した娘の4人家族のすまいである。
大人の男性一人女性三人のすまいで、大人女性メインでありプライバシ−を重視しつつ、共用空間、
特にキッチン周りを充実しました。
プライバシ-の観点において 密集地においては外から閉じ中にひらくというのがセオリ-である。
しかしながら 暗くなりがちな旧市街地を明るくできないかと考え,
外壁を白を基調として 南の開口部を大きく配置し外に開いて夜には外に光をてらしだす
南の駐車場にできる限りの植栽を植えた。
室内において一階の玄関は暗くなりがちだが ストリップ階段を介して、3階から1階まで光を落としている。
その浮遊した階段の段板は、2階南面大開口部からの光により、フラットな壁面に、時間によって
変化する、陰影を与えている。