あなたにとって家とはなんですか?

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先日の一件から少しずつ頭に浮かんでいることを整理しています。
住宅特集という月刊誌を読みながら、よく幼少期の家の話から始める場合が
多いので とりあえずそこから

私の実家は岐阜県なのですが
家は大正元年に建てられています。
3mほど上がった北側が、本家になるわけですが
こちらの家は明治時代になります。
現在は私の父が本家を引き継いで使用しています。
当時の家は離れにトイレやお風呂があります。
水洗トイレじゃないので、衛生的にそのほうがよいのでしょうか?
そんな古い建物なんで
昨今の家のように断熱や気密なんてあるわけがありません。
家の中は外気温度と同じです。
冬の日の朝家の中の温度は1~2度なんてざらです。
結露なんて無縁で本当に寒い家です。

家の構成は柱と木製建具で一部壁という田の字になります。
木材と建具は黒く焼け、部屋に白熱灯ひとつの暗い家でした。
山の谷間に家があり、平野と比較すると、一日の日照時間は短くなります。
日の光には強い欲求があります。

そんなことで私の中で幼少期の時

家とは 「 暗くて 寒い 」 ということになります。

なんか非常にネガティブな記憶ですね

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この記事を書いた人

kengoimai

イマイケンゴ
愛知県名古屋市で今井賢悟建築設計工房という建築設計事務所を営んでいます。ハウスメ-カ-やディベロッパ-に勤めていたけれど、30半ばにして、フリ-ランスとなってしまいました。
なにとぞよろしくお願します!!